不思議な本のページ·5

不思議な本のページ·5
不思議な本のページ·5Name不思議な本のページ·5
Type (Ingame)任務アイテム
Family不思議な本のページ·1, Non-Codex Series
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Item Story

…アランが研究ですごい突破口を開いた。みんながフォンテーヌのエネルギー革新について議論している。でも学院の雰囲気は賛美よりも嫉妬のほうが多いみたいだ。僕とは関係ないけれど…それでも、彼の代わりに腹が立つ。

…頼んでいた探検家がすごい物を手に入れた。災厄の後にモンドの雪山に現れた赤い宝石で、性質的にはエリナスの血と肉に似ている(ジェイコブの検証済み)。腐敗した巨竜の死体から出てきたものだそうだ(記録がごっちゃにならないよう、ひとまずこの宝石を「深紅の石」と名付ける)…その成分には発熱や爆発力を増強する効用があるけれど、毒素があるせいで普通の人間では受け入れられない。①ジェイコブのような新人類(ひとまずそう呼ぼう)か、②この毒素を除去できる人でない限り。でもそんな人はまだ見つかっていない…これと似たものに、璃月の鉱坑で発見された汚物がある…

…けれど研究はやっぱり壁にぶつかった。中でも最大の難題は再現性だ…でも十分な資源が得られれば、必ず突破できる…少なくともこちらのバカは僕たちをわりと崇拝して(恐れて)いる。この間ジェイコブに手伝ってもらった手品が確かに効いたみたいだ…ちょっと哀れな気もするけど。自然哲学学院の人が信者みたいになるなんて。でも少なくとも、安心して簡単な仕事を任せられる…ひとまずあの名前で「学会」を設立して、彼らに組織と帰属感を提供しよう…

…でもカーターには意識がない。彼の血と皮膚のサンプルを取って、仕事の早い盗賊にスメールに届けてもらい、助けを求めてみよう…問題を観察しない限り問題の根は見つからない。無意味だ。何の意味もない。伝統医学では意味がない。他の方法を考えないと…

…ジェイコブ…ジェイコブの提案は危険だ。よく考えてみないと。

……

…カーターにすべてを話し、ジェイコブに自分の力と変化を証明させた。彼にもそのリスク、歴史的な重荷、それに僕のもう一つの目的を説明した。██を通じて人類の極限を超えたことを裏付けられる二つめのサンプルを作り出し、そこから共通性と方法を取り出そうというものだ。カーターの科学的思考力はそう高くないので、多くの例えを使って強調した。でも彼は、僕が来る前からもう覚悟を決めていたようだ。

……

…引き続き劣化している。
…ジェイコブがうまく融合できたのは異例中の異例だったようだ。あるいは彼は、もはや彼ではないのだろうか?わからない。

……
…引き続き観察しなければ。無駄にしてはならない――無駄にしては。でないと何もかも意味がなくなってしまう。もっとたくさん素材を手に入れて逆転を試みた。災厄が残した様々な遺物や生物組織。極めて危険な残滓も手に入れた。どれも何の役にも立たない。でも諦めてはいけない。今でも彼は「生きている」。少なくともそういう意味ではまだまだ続けられる。無駄にはできない。

……
…しばらく保存しておく。更なる組織崩壊を食い止める。ジェイコブも今は彼を見て涙を流すことはない…でもたまにカーターは声を出すことがある。そんな時は最悪だ。発声器官と思われる場所をひとまず切除してみたが、一日から三日以内に再生される…

……
…アランと決別した。残念な結果だけど、彼を責めはしない…でも一番残念なのは、これまでの方向が無意味だと証明されたことだ。だけど何の収穫もなかったわけじゃない。間違いを知ったのは最大の収穫だ。寿命は短いから。だから試行錯誤のコストは高くつく。その点ではカーターに感謝しないと。だから必ず彼を救い出す方法を見つけないと。自分はやれると証明しないと…もう一つの収穫は学会のメンバーがさらに忠実になったことだ。僕には演技の才能があるのかな?

……
…ジェイコブと議論している間に、試してみる価値のある別の方向性を思いついた。すべての問題を解決できるかもしれない…

【内容のほとんどが雑然とした思考で解読不能】

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