璃月風土誌·霓裳花

璃月風土誌·霓裳花
璃月風土誌·霓裳花Name璃月風土誌·霓裳花
Type (Ingame)任務アイテム
FamilyBook, 璃月風土誌
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Description璃月港の風土を記した著書。璃月に滞在するスメールの旅行学者ファドランが書いたものを、璃月当地の学者の編集校閲を経て、璃月で出版されたものである。

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—霓裳花—
璃月の人々にとって、霓裳花は生活に欠かせないものだ。霓裳花は色彩豊かな花であり、その柔順な花びらは絹に使われている。加工を施した後も、花の香りは保たれる。その特性により、璃月の人は霓裳花から上質な香膏を作り上げた。その中でも最も上質なものは、岩王帝君に捧げると決めている。
高価な霓裳花香膏は香りの品質がまるで違う。璃月の女性の間でもそれに特別な思いが込められている。なぜなら、璃月には不文律な規則があるからだ——日常生活の中で、むやみに女性に香膏のことを聞いてはならない。しかし、もし香膏の種類に気づき、その特徴と意味を語ることができたなら、相手の心を掴めるチャンスになる。
璃月の村に伝わる言い方によれば、霓裳花香膏は奥蔵山に暮らす仙人から人間に伝わったものらしい。平凡な者と平凡でない者が一同に暮らす時代——ある仙人が人間に植物や動物から愛を学ぶことを教え、またある時は優雅な仙鳥と化し、香膏の作り方を清水で洗濯をする少女に教えた。
一体どんな少女が山奥に暮らす仙人をも惹きつけたのだろうか?無数に語り継がれ、潤色してしまった物語では、もう真相は誰にも分からない。しかし霓裳花による香膏の作り方は、千年経った今も変わらず残っている。
生えている場所の環境や種類の違いにより、霓裳花はそれぞれ違う特徴を持つ。璃月の商人たちはこうした特徴に様々な名前を付け、岩王帝君や仙人といった神秘的な名を使って修飾した売り文句をつける。そして——璃月の人々は皆こぞってそれに惹きつけられるのだ。
霓裳花は高い需要があるため、璃月の花商人たちはいつも大量に栽培している。それにより、璃月の至る所に霓裳花が咲いている。残念なことに、長期的な地形変化や採掘活動により、野生の霓裳花はほとんど絶滅してしまった。残っているほんの少しの野生霓裳花は、仙人たちによって守られている。精魂込めて作り上げたそれは、城内のものとはまるで違った気質がある。
面白いことに、璃月人にとって、優雅に香る霓裳花は岩王帝君の象徴の一つでもある。男性の形象で人の世を歩む神は、花を受け入れるために女性の形象にもなったことはあるのだろうか?希少な資料と世間の言い伝えだけでは、それが本当かどうかはっきりと言い切ることはできない。
筆者はかつて、七天神像が女性を象徴する霓裳花を受け入れたのを見たことがある。岩の神がどんな気持ちでその民に応えたのか、よその者である私には分からない。

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